ニャンちゅうブログ 〜DV妻がDVをやめるまで〜

精神疾患をかかえたひとりの女のすべてです。

「子ども」「家族」に対する嫌悪感

皆さん、こんにちは。ニャンちゅうです。

 

最近の私たち夫婦といえば、私が勝手に夫に対してイラつくことはありつつも、

夫の、私の扱い方が上手く、無事大きな喧嘩に発展することが避けられているような日々を送っています。

 

毎週夫の休日になると、ダラダラしている夫を見るのが嫌だったり、

どこにも連れて行ってくれない!とガルガルしたりしてしまうこともあるのですが、

今週の休日は夫が泊まりがけで釣りに出掛けているので、一人でゆっくり過ごすことができました。

 

一人の時間ってとても大事。なんというか、見失うので。自分自身もそうだし、自分のやりたいことも。

逆に夫はあまり一人の時間を必要としない人間なので、それもまた羨ましく思います。

 

最近、手にした本でとても気になるものを見つけました。

中村暁野さんの「家族カレンダー」です。

 

表紙が素敵で、帯に書かれた「ああ、家族って本当に疲れる。笑」(奥山由之さん)という言葉に大きく頷き、手にとってパラパラっとめくると、

まず、「はじめに」で惹き込まれました。

 

節約したいのと、本を買いすぎ・積読の癖があるので、まずは図書館で本を借りて、どうしても手元に残しておきたい!と感じたものだけを購入することに決めているため、

まずこの本を図書館で予約しました。

 

そして本日手元に届いたので読んでいます。

まだ数ページですが、すでに最高の本だと感じていて、「ああこれは改めて購入しよう」と決意しました。

 

私にとって、子どもとか家族っていうものに対して、嫌悪感の対象です。

自分の気持ちの整理のためにも、いずれブログで書きたいなと思っているのですが、特に「家族」とか、「親戚」っていう”集合体”が苦手です。

 

でも、この「家族カレンダー」を読み終えたとき、その印象が変わりそうな予感がしています。

 

この本の著者・中村暁野さんの在り方や考え方、子どもとの接し方が、実に人間味があって、不完全ながらも、時には後悔しながらも、真っ直ぐ家族と向き合っている姿を見て、

「別に”母”であっても、完璧じゃなくていいんだあ」と思い直させてくれました。

 

私にとって、「子ども」は、恐怖の対象というか…

私はまだ自分が一番!な赤ちゃんでいたいけど、いずれ母になることがあるのかな?

母になったら、もう自分のやりたいこともやれなくなるのかな?

母として、子どもの見本になれるような人間でいないと、私みたいな子どもにできあがっちゃうんじゃないかな?

とか、よく思います。

 

なので、入籍して2年目になりますが、子作りという子作りはしていません。

なんならセックスレス気味だし。

 

夫はいずれ子どもは欲しいかな〜、でも今じゃなくていいかな、的なスタンスなので。

それに対し私は、子どもとどう向き合っていいかわからないし、そもそも本当に妊娠できる体なのかも知らないし、よくわからないからとりあえず考えたくない、という感じ。

 

そもそも子どもや家族にフォーカスする本は苦手で、あまり見ないようにしていました。

 

なのに、この本が気になった自分にまずびっくりしていますが、

今の私にとって必要な本だったのかもしれないです。

 

まだ最後まで読んでいないので、読み進めていく中で自分自身どう変化していくのかわからないけれど、

少なくとも現時点で、「子ども」や「家族」に対する嫌悪感はだいぶ薄れたように感じます。

 

素敵な本をありがとうございます、とお伝えしたい。